三郷市ボランティアセンター

ボランティアセンターレポート


大切な助け合いの心、コミュニケーションの大切さ

○親子でボランティア〜ブラインドサッカーで学ぶ“支えあい”の気持ち○

三郷市ボランティアセンター

平成22年12月4日(土)10時〜正午、三郷市立新和小学校体育館にて「親子でボランティア〜ブラインドサッカーで学ぶ“支えあい”の気持ち〜」を実施しました。
ブラインドサッカーは、視覚に障がいのあるかたのために考案されたスポーツです。
今日集まってくれたのは、子どもたち4人と保護者が5人。どんな講座になるのでしょうか・・・・・・

では、はじめに

まずはみんなで自己紹介。参加の理由を聞くと、ずばり「サッカーが大好きだから!」だそう。
次に、ブラインドサッカーB2/3「埼京RED ROCKETS」チームメンバーの紹介です。監督ほか、日本代表の選手として活躍しているかた、ブラインドサッカーを長きに渡って支えてる選手のかた、世界大会に向けて調整などもしているというサポーターのかたなど計7名のメンバーをお迎えしました。

ブラインドサッカーは、視覚障がいの程度に応じて階級があり、B1は全盲、B2は矯正視力で0.03以下、B3は0.1以下と3つの階級に分かれています。
弱視のかたの見え方もさまざまで、VTRを使い、それらを説明してくれました。
※見え方は、全体がぼやっとしか見えない場合や、視野が狭くて穴を覗き込むような見え方、上下半分や一部が欠けた状態で見える・・・など人によって、全く違うとのことです。
見え方がさまざまなため、ボールの出し方など、チームでよく話し合って練習が行われます。コミュニケーションがとても重要なんですね。VTRでは、世界大会の様子や普段の練習風景なども紹介し、参加者は興味津々です。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ ビデオによる説明

☆講義のあとは、実践!
青空の下で、ブラインドサッカーを体験します。

いよいよ、B1(全盲クラス)の体験です。
選手と向かい合って、パスを回します。アイマスクを付けるから、声を出さないと分からないよ。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ しっかり声を出して、パスを呼び込もう。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ ボールタッチも体験。ボールの感覚を掴みます。

次はシュートの練習です。ゴールの位置を教えるため、コーラーという人がネット裏に立ち、合図を送ります。PKの場面では、コーラーが、左右のゴール脇を叩き、最後に真ん中で拍手。シュートをする人は耳を澄まし、おおよその位置を確認後にシュート!アイマスクを付けていると、そう簡単にシュートを決められません。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ お母さんも挑戦です!

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ 徐々に感覚を掴んで、ナイスシュート!

続いて、B2/3(弱視クラス)の練習です。
最後はメンバーの皆さんと交流しながら、試合練習を体験です。ここでも声かけはとっても大切。
選手・子どもたち・お父さんが一丸となって、ニックネームで呼び合いながらパスを出します。試合になると、みんな夢中です。選手のみなさんも油断をしていられませんね。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ いつだって真剣勝負。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ ドリブルで抜け出した。ゴールチャンス!



助けあいの心、伝わったかな?

参加してくれた子どもたちからは、
「サッカーができて楽しかった」
「最初は簡単だと思っていたけど、思ったよりむずかしかった」
と感想がありました。
また、保護者のかたからは、
「弱視サッカーを知りませんでした。レベルの高さに驚きました」
「コミュニケーションがとても大切だということを教えてもらいました。これから、子どもたちがサッカーをするときにも生かしてもらいたいです」との声がありました。

選手の皆さんからは、
「三郷市の親子と交流を図れて有意義であった」
「ブラインドサッカーのことを知ってもらえてよかった。今後も広めていきたい」
「子どもたちの飲み込みの早さに驚いた」などの声が挙がりました。
今回、積極的に活動をする選手の皆さんと交流することで、障がい者への理解を深め、ボランティア活動にとって大切な助け合いの心や、コミュニケーションの大切さを親子で知ってもらう機会にできたと思っています。
私たちの身の回りでは、たくさんの人が暮らし、それぞれの立場の人が、地域で支えあうパートナーとして生活しています。
今後、ブラインドサッカーのことはもちろんですが、社会のさまざまな出来事に関心を持ち、ボランティア精神の芽を育んでいって欲しいと思っています。

親子でボランティア ブラインドサッカー
△ この体験はきっと役に立つよ。


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